伊勢シーパラダイスは距離近体験型水族館だった

日本一周旅

国内46都道府県の旅をしています。
この記事はその旅の記録ですが、どなたかの参考になると幸いです。
伊勢シーパラダイスには2024年5月2日に行ってきました。
楽しかったのでその紹介と感想です。

入館!

丸見えバックヤード

チケットを購入していざ入館!の前に!チケットを買ったらそのままくるりと右側にUターンしますと、先ほどシーパラダイスに入る前に見てきたタツノオトシゴたちの水槽の裏側に来ることができます。
ここが実はかなりの見どころでして、タツノオトシゴたちに餌やりの体験ができたり、生まれて間もない小さなタツノオトシゴをみることができるのです。
餌はバックヤード中央にある水槽で飼われてる(といっていいのか…?)ちいちゃなエビの仲間をスポイトで吸い上げて、それを餌やりしたい水槽に投入します。
飼育員さんに声を掛けたらやらせてもらえるので是非やってみて下さい。タツノオトシゴの捕食が見られます

スポイトで生餌をとってタツノオトシゴの水槽へ。これも食物連鎖。

トドプール

入り口を入って右側、すぐ外に出る扉があります。
でるとここにはトドプールがありまして、行くとすぐにトドのお食事が始まるところでした。
なかなか館内に入れません。
見るスペースは椅子が少しあるものの多くは立ち見になります。立ち見スペースも段があるので見えないといったことはありませんでした。
私が行ったときにはトドが3頭いて、お母さんとその子供たち(オスメス1頭ずつ)でした。
プールの中で泳ぎ回ったり高台からのジャンプも見せてもらえて、お食事といいつつもいろんな芸も見せてもらえました。
後半は子供たちがプールから出てきて目の前での食事や芸の披露も!

この子が確かお母さん。水面を手で打つとものすごいしぶきが上がる。
息子、一番からだが大きい。客席の前まで出てきてくれた。

海獣広場

館内に戻り、洞窟水槽などあったのですが、また別のイベント時間が迫っていたのでさらさらと見つつ今度は海獣広場へ。
海獣広場にはツメナシカワウソ、セイウチ、ゴマフアザラシ、バンドウイルカがいます。
ここではゴマちゃんタッチのイベントがありました。
普段あまりこういった参加型のイベントはスルーしがちなのですが、この水族館のコンセプトが距離感ゼロの水族館。
今回はコンセプトにのっとって触ってみようと思いました(バックヤードで自分で餌やりしたのもコンセプトに乗っかる気持ちで…)。
タッチイベントはその名の通りアザラシに触ることができるというイベントです。
時間ちょっと前に水槽近くに行くと列ができてるのでそこに並んで待てば大丈夫です。
ゴマフアザラシ、水中で生活していますがちゃんと毛が生えてて、前から後ろになでるとするするしていますが、後ろからなでると毛が逆立って引っかかります。
昔スキー板にアザラシの毛を張っていたのはこの性質を利用してですね。
タッチ中に写真も撮ってもらえました。
海獣広場ではその他にツメナシカワウソのお食事や握手、セイウチのお食事、ゴマフアザラシのゴマちゃんゴロゴロといったイベントがあります。
私はセイウチのお食事をみてきました。
(ゴマちゃんゴロゴロ、見てないんですけど説明には「ゴマちゃんと一緒にゴロゴロできます」って書いてあって、一体どんなイベントなんだろ…)
是非お好きな体験を探してみてください。

セイウチのお食事。セイウチはでかいぞ! これも並ぶと触らせてもらえる。

この広場、バンドウイルカがいるのですが実はこの水族館イルカショーがありません。
しかしイルカプールと客の距離が近いプールになっているので、イルカたちを近くで観察することができます。
イルカの気分次第で一緒にボール遊びできることも!

ふれあい魚館

ここでは水槽に入った比較的小さい魚が見られます。
有料ですが魚のタッチ体験などができたりも。
私はベタの展示が美しくてしばらく見ちゃいました。
いろんな色のベタが水槽に一匹ずつ入っています。ベタの色やひれの形の解説もありました。
たまたま餌やりの時間にベタの水槽見てたのですが、飼育員さんが鏡を使ってフレミング(威嚇行動)させているのも見せてもらいました。
ある程度フレミングさせないとひれがくっついてしまったり弱ってしまうことがあるそうで、鏡で自分の姿を見せてフレミングさせるそうです。

かがみでフレミングしてるところ。ひれ開いてくれて美しい…。
写真は全然きれいに撮れなかった。カメラ持っていけばよかったな…。
しっかりした解説版もついてて嬉しい。

飼育員さんの紹介が書かれた黒板があるのですが、個性があって面白いので是非読んでみてください。
この場所のお魚の解説版にも書いた人の名前が書かれているので、どんな人が担当なのかわかって面白いです。
ちょっと変な水槽がたくさんああります。これも飼育員さんがそれぞれ企画してるんだろうか…。
そして是非飼育員さん自身も名札付けてほしい…! 飼育員さんに話しかけてお話伺うのも面白いので…。

占い水槽、好きな魚を選んで占う。結果は保証されない。

UOASIS、海底ごろりんホール

館内大変広くエリアもたくさんあって途中だんだん疲れてくると思います。
そんな時に嬉しいこの二つのエリア。
UOASISはふれあい魚館の奥、海底ごろりんホールはアシカ館奥かトロピカル広場から2階に上がった場所にあります。
それぞれ水槽を眺めながらゆっくり休憩できるスペースになっていて、座って休むならUOASIS、寝っ転がってのびのびしたいなら海底ごろりんホールに行くと良いです。
水族館でごろ寝できるってめっちゃ贅沢じゃないですか…?

タツノオトシゴのくに

UOASISの隣にあって、ここはタツノオトシゴ水槽が壁一面にあります。
伊勢シーパラダイスで力を入れている展示の一つがタツノオトシゴ水槽。
タツノオトシゴの展示種類が日本で一番多いそうです。
行ったときのタツノオトシゴ属の展示数は11種でした。そんなにいたんだねえ。
タツノオトシゴは魚類。ヨウジウオ(棒みたいな魚)の仲間です。
何となく甲殻類の仲間っぽく見えるのですがお魚でした(これは私が無知なだけかも…)。
先日タツノオトシゴの日(7月7日)も制定したそうな。
展示はもちろんのこと繁殖活動にも力を入れていて、赤ちゃんオトシゴは丸見えバックヤードで見られます。

海藻に尾でつかまるタツノオトシゴ。
ちゃんと記念日協会に認定されている。タツノオトシゴが泳ぐ姿が7に似ているからだそう。

アシカ館

アシカ館ではアシカショーをやっています。私が行った日には前半はお父さん、後半はお母さんと息子が芸を披露してくれました。
後半、飼育員さんが「息子、お母さんが大好きでもしかしたらショーの最中にもお母さんが気になってそっちに行っちゃうかもしれません」ってすごい念押ししてたのですが、ショー中にお母さんのところに勝手に行っちゃったのは一回だけでした。
お父さんは身体も大きくてダイナミックなので、海獣!って感じがとてもよかった。
途中、観客と一緒に輪投げ遊びをするのですが、その日選ばれたお兄さんの投擲がうますぎてそこにも感動…

歴史を感じるフォント…

終わりに!

他にも南国感漂う洞窟水槽・トロピカル広場やペンギンの森、みそぎフィッシュ、モルモットなども。
ドクターフィッシュのことみそぎフィッシュっていうのセンスありすぎでは…?
あとなぜか歴史感じるイラストの顔出し看板がめちゃ沢山あります。
館内とてつもなく広大!って感じでもないのですが、一つ一つのエリアが充実してて実際の広さ以上に広く感じました。
エリアごとに雰囲気が全然違うのも面白い。
ここの水族館はイベントがものすごく多いので、館内に入ったらイベントの時間をまずは確認すると良いです。
物によっては他のイベントと時間がかぶっていることがあるので、どのイベントをみたいのか確認しつつ他の展示も見るのが良いと思います。
個人的には海獣のお食事が迫力もあって大変おススメ。
私は早足目に周って2時間半かかりました。
駐車場が時間制で時期によって結構高額なので注意が必要やも…
伊勢夫婦岩めおと横丁とつながっていて、ご飯はそちらで食べられます。
また、ミュージアムショップはシーパラダイス出てすぐのめおと横丁にあります。
そこにある「センスオブワンダーシリーズ」とがぶっとウツボのぬいぐるみがめちゃめちゃかわいいので是非見てください…。
買わなかったけど買えばよかったかなとずっと思ってる…。

こういう顔出しとか記念撮影パネルがやたらある…。時代感あってよい…。

本日は以上です。

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