有田市みかん資料館・郷土資料館に行ってきた

博物館

国内46都道府県の旅をしています。
この記事はその旅の記録ですが、どなたかの参考になると幸いです。
資料館は和歌山県有田市の文化福祉センターという建物内にありまして、2024年4月29日に行ってきました。
(最初の画像はここに来る途中で寄った直売所で買った柑橘たち)

入館!

休日に行ったらなんかすぐ隣の道路で何かのお祭りしてたのですが、私はそれを横目に文化福祉センターのエレベーターに乗り込みます。
4階のワンフロアにみかん資料館と郷土資料館の両方があります。入場無料です。

みかん資料館

昔の農具や木製のみかん選別機が終えてあります。
大きさの違う穴の開いた板の上を転がして穴を通る通らないで大きさの仕分けをしていたそう。
品種が違えばもちろん基準の大きさも違うだろうから、たくさんの穴の大きさが必要になるんじゃないかな…と思うんですけどどうなんだべ…

近代化されても基本的な仕組みは変わってないそう

昔はみかんもみかん箱なり木箱に入れて運んでたそう。今よく聞くのはリンゴ箱だけどもそりゃあ果物みたいなつぶれやすいものは大体箱に入ってたでしょうね。箱の大きさがいくつかあって規格が揃っていたそうです。
その箱にみかんの名前をするときには銅板(すみませんうろ覚え…)に文字や模様の穴をあけてステンシルにして入れていたよう。
その版も展示されていました。
現代になるにつれ段ボールに代わっていったけどもみかん箱も可愛いよな…
ここに来るまで知らなかったのですが、有田は「ありだ」なんですね。

ひらがな表記は「ありた」、ローマ字表記は「ARIDA」 つまり???

郷土資料館

こちらは写真撮影禁止。
歴史についての解説と、古銭や木簡などの出土品が飾られていました。
浄妙寺十二神将を3Dで見られる装置も置いてありました。
何なのか気になって調べたところ浄妙寺に安置されていた12体の立像のようなのですが、実はこの12体のうち6体が盗難にあっていまだ見つかっていないとのことでした。
その盗まれていない6体も博物館に寄託していたことで被害を免れたそう…。
盗まれたのが1994年の事なのでもう30年も前のことです。
(和歌山県立博物館では盗難作品を題材にした特別展も過去あったとか…)

所感

フロアもそんなに広くないためサクッと20分くらいで回れます。何かのついで寄りにちょうどいい感じでした。駐車場も同施設にあって最初の1時間が無料です。
あと、写真撮影禁止フロアにあったのでお見せできないのですが、オリジナルキャラクターらしきありだワンなるみかん頭の犬がいたのですが、私は最初みきゃん…?ってなりました。良ければ確認しに行ってみてください。

本日は以上です。

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