国内46都道府県の旅をしています。
この記事はその旅の記録ですが、どなたかの参考になると幸いです。
2024年4月26日に名古屋ガーデンふ頭で遊んできました。
これはその中の名古屋港水族館の紹介と所感です。
名古屋港水族館に来た!
名古屋港水族館は名古屋港ガーデンふ頭という港の先に浮かぶようにして建っていました。ガーデンふ頭駐車場側からは海にかかる橋を渡っていきます。
水族館自体は北館と南館の2棟があります。
連絡通路でつながっているので行き来は自由にできますが、少し通路の距離が長めです。入場口は北館側にありました。
チケット
水族館単館のチケットのほかに、ガーデンふ頭の別の施設も見られる4施設共有チケットがあります。
その他にも年間パスポートや17時以降チケットも。
4施設共通チケットは、当日中じゃなくても使えるそうです! 別日でも使えることなかなかないので嬉しい!
北館
それでは早速北館からまわっていきます。
「日本の海」
入り口を入ると青く広い空間と、大きな水槽が出迎えてくれます。
ここではバンドウイルカ、カマイルカ、シャチが見られました。バンドウイルカは大きくて、くちばしが長くて丸い、一番水族館でよくお見かけする種のイルカさんです。カマイルカは小さい早いよく飛ぶ! 黒と白の模様がきれいな子たちですね。
シャチの水槽は大変人気で人だかりが。このフロアは天井が高く水槽も高さがあるので遠くからでもちゃんと見えます。
水槽横の壁にはシャチのイラストもあるので大きさ比べもできます。
バンドウイルカの水槽を少し進めばここにいるイルカさんたちの紹介ボードもあるので個性探しをするのも面白いかもしれません。
この中にはハッピーちゃんという脊椎湾曲症のイルカもいます。
なかなかこういった個体を生で見ることは少なかったので、他の個体との違いなどまじまじ観察してきました。レントゲン写真の展示もあります。
「オーロラの海」
ここではベルーガがみられます。ベルーガはシロイルカの事です(和名とロシア語名の違いだそうです)。にっこりしたお顔とおでこのころっとしたふくらみが可愛い。からだもむちむち。
今回訪れたときにはベルーガのナナちゃんが妊娠中とのことで展示にも制限がありましたが、水槽内を泳いでいる姿とたまたまウンチをしているところを見ることができました。
ベルーガの生体展示のある水族館が実は珍しいらしく、国内で数館しかないらしいです。赤ちゃんも無事に生まれるといいなあ。
「進化の海」
ここには生体模型と骨格模型があります。多分実物大。
骨がどんなふうに入っているのかを生体と骨格で見比べながら歩けます。
私歩いてるときには気づかなかったのですが、写真を見ると多分上が鏡張りになっています…! ので上からみた背骨の形もわかるようになってたんですね…、惜しい…。
「記念撮影コーナー」
メインプールに上がる階段の下に記念撮影コーナーがありました。
写真を撮ってもらうとミニ写真カードが貰えるらしいです。私は撮ってません。
その写真コーナー横の壁がくじらの壁だったのですが、古くの捕鯨に関することや、まだくじらの正体が判然としていなかった時の事が描かれていて面白かったです。
「メインプール」
2階に上がると外です。メインプールがあります。
このメインプールがまあ大きくて、印象は完全に球場でした。大型スクリーンと屋根のあるスタンド席があり、場外通路にはフードスタンドまであります。
席はプールの前面を囲むように階段状に席があります。本当に球場にあるあの席を思い浮かべていただくと同じものがあります。
ここでは日に数度イルカパフォーマンスとシャチ公開トレーニングが行われています。
プールの大きさを活かしたダイナミックなパフォーマンスを見せてもらえます。私は両方見てきました。
イルカパフォーマンスではバンドウイルカが6匹パフォーマンスをしてくれました。なかなか6匹もいっぺんにショーに出てくることないと思うのですが、これだけの広さがあるからこそできるのですね。ジャンプも高かった…
シャチの公開トレーニングも2匹のシャチの巨体が水槽を無尽に泳ぐ姿が見れました。大きさが違う個体が見れて楽しかったです。個性。
パフォーマンス部分以外では、前半イルカやシャチの生態についてついての学習時間があります。スクリーンを使った解説やクイズなど、比較的小さいお子さんがわかりやすい内容になっていました。
私が一番衝撃を受けたのが、カメラさんが入っていること…!
しっかりとした大きさのあるカメラが地上だけで3台も入ってました(水中映像もあったので実際は5台以上かと…)。
リアルタイムでモニターに映像を流してくれるほか、すぐにリプレイも入ってました。すご。
南館
さて南館に入ったのですが、時間の都合でこちらは全水槽詳しく回れたわけではありません。
そのため印象に残っているところをピックアップしてのご案内となります。私は南極観測船を見に行かねばならぬので。
「ウミガメ回遊水槽」
南館に入ると最初から見るルートとお急ぎメインからルートが選べます。
ウミガメに会いたかったのでお急ぎルートに入るといきなりいました。
アカウミガメ・アオウミガメ・タイマイの3種のウミガメが同じ水槽内で泳ぎ回っていますが、説明文を読めば簡単に見分けることができます。
階を上がると同じ水槽を上から眺めることもでき、飼育員さんによる餌やり解説もここで聞くことができます。
また、階上では小さいウミガメも見ることができます。この水族館の生まれです。ちいちゃい。
「南極の海」
ペンギンゾーンです。4種のペンギンを見ることができます。ペンギンの解説も充実。
ですが、ここで一番の注目を集めているのはナンキョクオキアミ!
オキアミなので通常餌扱いの生物ですが、この水族館では繁殖にも成功し生体展示されてます。
ただし暗い場所で小さい水槽に小さなオキアミが入っているのを虫眼鏡で観察するのでめちゃめちゃ見づらいです。人が多いとちゃんと見られないかも。
解説ボードがたくさん置いてあるのでそれを読むのも面白いです。
「くらげなごりうむ」
クラゲ水槽がある暗い部屋です。ライトアップもされているので綺麗。幼生も見られます。
「深海ギャラリー」
深海魚が見られます。生きている生体のほかにもホルマリン漬け標本(ホルマリンじゃないかも…)の深海にすむ生物や、どんな生物がいるかが可視化される3D映像もあります。
昔の潜水服も展示してありました(ミュージアムショップには潜水服をモチーフにしたグッズも…可愛い…)。
レストラン・フードテラス
利用はしてませんがレストランなども南館にありました。
館内大変広いので、ここで一休みするのもありやも…
レストランはちょっとお高めでしたので、フードテラスか北館メインプール横のフードスタンドならお手頃です。
ミュージアムショップ
北館・南館どちらにも出口付近にあります。館同士がちょっと離れているのでどちらでも買い物できるのは親切!
先ほど書きました潜水服モチーフのグッズもここに売っていました。ほかにもシャチやベルーガのぬいぐるみなど、名古屋港水族館オリジナルのグッズがたくさんありましたので是非! 館オリジナルグッズがたくさんあるってすごいことだなあと思います。お帰りの前に立ち寄ってみてください。
所感
実は南館にはまだまだ「〇〇の海」という素敵な展示や水槽があるのですが、速足でまわってしまったためしっかりとは見れていないところは割愛しています。サンゴの大水槽とかとてもきれいでした。
ゴールデンウィークに差し掛かる時期だったので人もたくさんいましたが、それでも館内が広いので自由に見ることができました。
かなり歩き回ることになるので疲れます! 動きやすい靴と適宜水分補給が必要です。休めるスペースはいくつかあるので無理せずゆったりまわる気持ちで歩くのがいいと思います。
メインプールのショーでは、お決まりではありますが前方席は濡れる覚悟で座った方が良いです。
私は最後急ぎ足になってしまったのですが、生体展示も掲示物もボリュームあって大変満足でした。
共通券購入の場合4施設まわるのは大分体力いると思いますし一日いっぱいかかります。思い切って別日にするのも手かもしれません。
本日は以上です。
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